みるとの食養

食を通して心身の浄化、健康、アセンションを目指す。現在ポーヨベジタリアン。

レストランに足を運ぶということ

より上のベジタリアンヴィーガンを目指しているとはいえ、今現在の私は、食材の質にもかなりこだわっているので、四足が入っていなければOKというわけではなく、たとえプラントベース100%の食材であっても、口にしないものが多々あります。

まず、口に入る食材については、基本的に国産、または有機を選ぶようにしています。国産であっても、有機、減農薬、低農薬があればできる限り選択します。100%安全なものとまではなかなか難しいですが、できる限りの努力をしています。

私が国産や有機にこだわる理由は、外国産の農産物に散布されている農薬等の薬剤を避けるためです。国産が必ずしも安全というわけではありませんが、少なくともポストハーベスト農薬は取り込まずに済みます。日本の法律では、添加を禁じられている農薬が、外国からの輸入品には農薬を添加しても普通に販売できているというおかしな実情があるんですね。

中でも特に重要だと思っているのが、小麦粉製品と大豆製品。穀物の内でも米については、意識しなくても国産がほとんどなのですが、小麦粉製品や大豆製品については、食べる頻度が比較的高いにもかかわらず、国産の割合が少なくて、安価な物を選んでしまうと、ほぼ全てが外国産ということになってしまいます。

以前に、大量の小麦粉が入ったタンクの中にポストハーベスト農薬をこれでもかというほど噴霧している映像を見たことがあります。驚愕ですよ。こんな小麦粉で作られたパンやパスタを日常食べていると考えたらまじゾッとします。

実はこれが、自分が過去に悩まされてきた花粉症やアレルギー症状の原因だったのではないかと疑っています。

中学の給食では、毎日のようにパンと牛乳がメインでした。米の消費率が今よりもかなり高かった昭和のあの時代(1980年代)。今思うと、毎日パンというのもかなり不自然だったし、使われていた小麦粉の質も今となっては全く分かりません。

そう考えると、私の世代は、小さい時分から気付かないうちに、長期に渡ってちょっとずつ、ポストハーベスト農薬を身体に取り込んでいた可能性が高いのではないでしょうか。

パンやパスタ、スイーツなど、小麦粉で作られた食品はけっこう多いですが、このルールのおかげで、現在の私が口にする危険な小麦粉製品はかなりセーブされていると思います。 

実際問題として、外でパスタやピザを食べたいと思っても、国産や有機の小麦粉使用を謳っている飲食店ってほとんどないんですよね。外食でのイタリアンはなかなか難しいです。うどんは比較的国産を謳っているチェーン店があるので利用しやすいですが。

四足の縛りで選択できるレストランは確かに減りましたが、私の場合、それ以上に、国産小麦・有機小麦の縛りで選択できるレストランが限られてきます。

レストランに足を運ぶということは、そのレストランに一票を投票していることだと私は思っています。選挙と一緒で、投票数が多い店は住民に支持されているということですから、ますます発展していくだろうし、投票数が取れない店はそのうち淘汰されていく。

価格の安さよりも食の安心安全を優先してレストランを選択する人がこれから増えていけば、どのレストランも安全安心な食材メニューだけを当然のように提供してくれるようになるはずです。

一人一人の日々の選択には将来を変えていくパワーが宿っているはずです!

安全安心な本来の自然な食品が当然の世の中になるよう、そんなレストランを応援するためにも地道に投票していきます。