みるとの食養

食を通して心身の浄化、健康、アセンションを目指す。現在ポーヨベジタリアン。

花粉症は治ります!

私は二十代前半の頃から咳の発作や花粉症等のアレルギー症状に悩まされてきました。当初は医者から咳止めの強い薬を処方してもらい飲んでいましたが、一向に治る気配もなく、薬を常用し続けることに違和感を感じていました。ちょうどその頃出会った森下敬一著「クスリをいっさい使わないで病気を治す本」を通して自然食療法を知り、本を頼りに自己流で玄米菜食をゆるく実践していくと同時に薬の使用を止めました。

 

すると徐々に体質が変わってきたようで、アレルギー症状がかなり緩和され、正しい方向に向かっているという手応えを感じました。その後はマクロビオティック甲田式生食療法断食療法等の自然系食事療法を組み合わせて自己流で緩く長く続けていきました。けっこうな期間はかかりましたが、30歳になる頃には咳の発作はほぼ完全になくなりました。

 

ただ花粉症についてだけは、症状がかなり緩和されたとはいえ、毎年春先の一時期はどうしてもくしゃみ鼻水の症状がひどく出ていたので、仕事に支障がないように、市販の抗ヒスタミン薬だけは症状がある時に限って飲んでいました。仕事や人と会う用事さえなければ、たとえ症状があっても薬は飲みません。ここ20年で私が飲んだ西洋薬はこの抗ヒスタミン薬くらいです。

 

6年ほど前の職場の健康診断で糖代謝がC判定だったのを機に、昼食を中心に緩めの糖質制限食(ロカボ食)を始めました。市販の甘い飲料は一切止め、それまで昼休みに食べていた弁当の類から、スーパーで売っている「サラダボックス+惣菜」に変えました。炭水化物系の主食は口にしないようにし、一食の糖質量を20~40g以下に抑えるというものです。肉や魚を生野菜で食べるといったイメージの食事です。夜は家で普通に食事(基本、主食は玄米です)をしていました。

 

始めてみると、全くつらくもなく、体調や体感もよくなってきました。体重は数キロ減り、それが持続して今でも安定しています。また、健康診断で血糖値がひっかからなくなり、そして何と言っても、長年春先に飲み続けていた花粉症の薬を飲む必要がなくなったことが最大の収穫です。

 

糖質制限で花粉症が良くなるなんて全く思ってもいなかったのですが、実際、ここ数年間は全く抗ヒスタミン薬を飲んでいません。

 

今年はまだ花粉症シーズンの最中ですが、今のところ、なんとなく鼻奥で花粉の気配を感じることは時々ありますが、せいぜい鼻をかめば済む程度です。今まで完全には治らなかった花粉症から、50代半ばにしてとうとう解放されたので、本当に予期せぬ嬉しい変化です。

 

ただ、単に血糖値が下がったから花粉症が治ったのだとは思っていません。糖質制限食(ロカボ食)を実践する中で、取り込まなくなった小麦粉(小麦粉製品)が実は大きいのではないかと思っています。

 

(注:今では糖質制限のみの食養は既に卒業しており、令和5年6月からは独自のルールで食養していました)

調べてみると安い小麦粉(小麦粉製品)にはいろいろ問題がありそうなので